仏像彫刻作品一覧


帝釈天半跏像(東寺)

木曾檜 高さ215mm 巾95mm 奥行き165mm

梵天とともに天部を代表する守護神です

額には3つめの目を持ち、右手には金剛杵をもつ

獣座の白像に悠然と座っています。



五大明王 (東寺)

東寺には魅力ある仏像が多くあります。

五智如来の中の大日如来、薬師如来、四天王

などは、私が今までに作成してきました。

空海が作り出した立体曼荼羅の世界を

堪能できます。



五大明王(東寺) 不動明王

高さ250mm 巾125mm 木曾檜

最後に不動明王を作成しました。

右手に持つ宝剣は欲望、怒り、愚痴の三毒を

断ち切り、煩悩から人々を救う。

瑟々座(しつしつざ)は切石を積み上げた台座

動揺しない重石で、絶対安定な不動心を表している。


五大明王(東寺) 大威徳明王

高さ185mm 巾110mm 木曾檜

六つの顔、手、足で水牛にまたがっています。

閻魔大王を降伏させた、強い大威徳明王。



五大明王(東寺) 金剛夜叉明王

高さ210mm 巾110mm 木曾檜

表面の顔には五つの目、武器と法具を持ち

踏割蓮華座に立っています。


五大明王(東寺) 降三世明王(ごうざんぜ)

高さ215mm 巾120mm 木曾檜

四つの顔と八つの手でシヴァ神とその妃ウマーを踏みつけています。

手は複雑な握りをしています。


五大明王(東寺) 軍茶利明王(ぐんだり)

高さ210mm 幅100mm 木曾檜

東寺の立体曼茶羅の一部 三つの目、八本の手、手には蛇がからみつく




龍上観音菩薩 木曾檜 総高320mm 巾245mm

菩薩より龍の方が大変作成時間がかかりました。

龍と菩薩 木曾檜 高さ250mm 幅150mm

本体は5分で作成しました。 龍が菩薩に絡み合う構図です。



諸尊仏龕(しょそんぶつがん) 木曾檜 高さ230mm 幅280mm

高野山にある、弘法大師が請来したと伝わる携帯できることから「枕本尊」と称されている

原寸大で作成し、中央の龕には釈迦、左右には菩薩半跏像、合計25体の諸尊

扉を閉めれば八角筒形になり、上部は仏舎利を安置する塔の形になっています。


八部衆(三十三間堂)

五部浄(ごぶじょう) 木曾檜 総高320mm 巾150mm

上天下界を支配し、礼法や治法をつかさどる神である


乾闥婆王(けんだつばおう)木曾檜 総高320mm 巾110mm

インド神話では神がたしなむ酒を守り、医薬にも深い神

空中で音楽を奏で、胎児や子児を保護する神である


迦楼羅王(かるらおう)木曾檜 総高318mm 巾135mm

獰猛な鳥を神格化したもの 伝説の巨鳥・金し鳥ともいわれる。背中に翼を持ち、横笛を吹く


緊那羅王(きんならおう)木曾檜 総高320mm 巾115mm

歌神・楽神といい、鼓をたたく姿 帝釈天・昆沙門天に仕える


摩睺羅伽王(まごらかおう) 木曾檜 総高320mm 巾150mm

五つの目を持ち、頭に蛇を巻きつけている姿、楽神で琵琶を弾く姿です。


難陀竜王(なんだりゅうおう) 木曾檜 総高342mm 巾118mm

大きな竜を体に絡ませた水の神。釈迦誕生の時空より水を注いだ二竜王の一つで、また八大竜王の一つでもある 初期に作成した物は販売済になり、再度作成しました。


畢婆迦羅王(ひばからおう) 木曾檜 総高320mm 巾150mm

薬師如来の従者で、敵を威嚇する十二神将の一人


阿修羅王(あしゅらおう) 木曾檜 総高330mm 巾155mm

古代インドでは帝釈天と闘争する悪神であったが、仏教では護法神の一つで、三面六臂の姿です。


不空羅索観音坐像(興福寺)木曽檜 総高300mm 巾150mm


不動明王 木曾檜 総高330mm 巾140mm


千手観音坐像(三十三間堂)木曾檜 総高190mm 巾140mm

蓮華王院本堂(三十三間堂)の中尊。六分の仏像のため、持ち物が小さく苦労しました。

台座の花弁も一枚一枚作成したものです。光背は省略しました。




九面観音(法隆寺) 木曾檜 総高415mm 巾120mm

法隆寺にある九面観音(国宝)は、中国の名仏師による作と言われています。白檀による一木造りで、色彩のない、高さ37センチの小さな仏像で英知に富んだ端整な顔立ち、まっすぐに一点を見つめている美しい仏像彫刻です。

 今回同じ大きさで、細かな飾りに挑戦してみました。苦労しましたが、癒しをもたらしてくれる像になり満足しています。

長く複雑な胸飾りを一度体から引き離して彫り、再度胸に取り付けています。作品の中でも一番の傑作です。


孔雀明王 木曾檜 総高420mm 巾250mm

孔雀は毒蛇を食べるので、一切の害毒を除き浄化する功徳を神格化した女性の明王。

孔雀の羽根毛が細かく数も多く苦労しました。


大日如来坐像(東寺)木曾檜 総高335mm 巾150mm

東寺の講堂にある、五知如来坐像の中心にある、大日如来を作成しました。 如来は基本的に冠や飾りをつけませんが、 大日如来は、宝冠をかぶり、アクセサリーをつけています。大日の名のごとく、光り輝いている事を表しています。 好きな人が多い、魅力ある仏像です。 光背には三十七体の化仏を配置して、いろいろな手の動作をしています。 化仏は台座を含めて1.5㎝で、光背もあり、苦労しました。王冠は透かし彫りになっています。


薬師如来(東寺)木曾檜 総高435mm 巾230mm

台座下には十二神将が並び、頭上には十二支を掲げている。神将の高さが80mmとても細かく苦労しました。光背には化仏が7体配置されています。


弥勒菩薩坐像(醍醐寺) 木曾檜 総高385mm 巾190mm

冠は別材で、透かし彫りで作成しました。 台座もかなり細工には苦労しました。


八大童子(金剛峯寺) 楠 総高192mm 巾80mm

不動明王を表す梵字から生まれた八大童子。人間の喜怒哀楽をそれぞれに表しながら

不動明王につき従う。実物の像は運慶の作で顔の表情が素晴らしいものです。

今回は楠の赤い材料で作成しました。いまだに良い香りの香木です。


千手観音立像 木曾檜 総高435mm 巾210mm

千という数は、人々を救う観音の働きとやさしさが無現であることを象徴している。

手には眼をもち、世の中の人々の悩みを見て、手を差し伸べて救いをもたらす。

光背には6人の天女が透かし彫りにしてあります。


四天王立像(東寺) 木曾檜 総高225mm 巾115mm

左から 増長天、広目天、持国天、多聞天、四分の仏像のためかなり細かいです。

四天王は如来たちを仏敵から守る守護神である。いずれも武装をした怒りの姿。


十一面観音立像(東京国立博物館) 木曾檜 総高435mm 巾125mm

中国唐時代のインド風のエキゾチックな顔立ちです。

日本の仏像とは、顔の表情が変わっているので彫ってみました。

 中国の仏像は細かいものが多いです。


不動明王 木曾檜 高さ160mm 巾90mm(仏壇サイス)


大日如来坐像 木曾檜 高さ160mm 巾80mm(仏壇サイズ)


地蔵菩薩立像 木曾檜 高さ175mm 巾65mm (仏壇サイズ)



阿修羅像(興福寺)木曾檜 総高275mm 巾165mm

純粋で美しく、少し憂いをたたえた少年または、少女のようでもある童顔が人気の秘密。


蔵王権現像 木曾檜 総高230mm 巾120mm

蔵王権現は、山岳信仰と仏教が結びついた日本独自の信仰・修験道(しゅげんどう)の本尊です。


蜜迹金剛力士・那羅延堅固王(三十三間堂) 木曾檜 総高250mm 巾120mm

蜜迹金剛力士(みつしゃくこんごうりきし)守護神。口を閉じる吽形像

那羅延堅固王(せらえんけんごおう)ヒンズー教のビシュヌ神で力自慢の神。口を開く阿形像

作成した仏像には浮き出た血管も表現しています。


毘沙門天(三十三間堂) 木曾檜 総高380mm 巾130mm

北方を守る四天王の一人で多聞天とも呼ばれています。四天王でも最強の神。

独尊では財宝や福徳を授ける神として信仰される。


如意輪観音(観心寺) 木曾檜 総高265mm 巾140mm

神秘的なまなざしとしと柔らかい肌の質感は、皇后の橘嘉智子(たちばなのかちこ)を写したものと言われています。


弥勒菩薩(広隆寺)木曾檜 総高235mm 巾115mm


十一面観音菩薩(奈良国立博物館) 木曾檜 総高400mm 巾135mm


十一面観音菩薩(向源寺) 木曾檜 総高490mm 巾165mm

十一面観音のなかでは有名で人気の高い仏像です。頭上面が大きいのが特徴です

実物は194cmあり,壮大な仏像です。


十一面観音菩薩(金剛輪寺) 木曾檜 総高230mm 巾60mm 手乗りサイズ

素朴で香木で作られた等身大の像 高貴な人を思わせる気品ある表情

作成した台座には蓮の花弁を64枚使用し、6mmほどの小さいものです。

一番苦労したのは頭上にある仏面で、高さ10mm 巾6mm 


竜燈鬼立像、天燈鬼立像(興福寺) 木曾檜 総高345mm 巾255mm

邪鬼を仏前を照らす役目を与え、天燈鬼と一対で作られた。ユーモラスな表情が特徴です。




弥勒仏坐像(興福寺・北円堂)木曾檜 高さ355mm 幅180mm


聖徳太子像 木曾檜  高さ330mm 幅120mm



持国天 木曾檜


増長天 木曾檜


広目天 木曾檜


多聞天 木曾檜

 


弘法大師 木曾檜 総高125mm 巾140mm